ＣＯＰＤとは？
ＣＯＰＤってなに？
最近テレビでＣＯＰＤとかいう聞きなれない言葉のＣＭが流れています。長い間チェーンスモーカーだった和田アキ子さんが解説していますが、これは慢性閉塞性肺疾患という肺の病気だそうです。
この病気は、長年汚れた空気を吸い続けることにより起こる肺気腫と慢性気管支炎の二つを合わせたものをＣＯＰＤ（慢性閉塞性肺疾患）という名称で国際的に統一した病名です。
どうしてＣＯＰＤになるの？
このＣＯＰＤは、汚れた空気を長年吸い続けることによって、肺の内部が破壊されたり気管支が狭くなって、息苦しさ、とくに息を吐き出しにくいという症状が現れ、多くの場合せきやたんが長く続きます。
先に汚れた空気と書きましたが、大気汚染などの汚れた空気が原因のこともあるようです。しかし、先進国では大気汚染は解決されており、患者さんの約９割が喫煙経験者だそうです。
タバコを何本吸えばＣＯＰＤになるの？
日本では40歳以上の530万人にCOPDの疑いがあると推定されているようですが、タバコとCOPDの関連を示す目安として、次のような計算式があります。
（タバコの箱数／日）×（喫煙年数）・・・ＣＯＰＤにかかる率
私の場合、ほぼ３０年間一日２箱は吸ってましたから、この計算式でいくと６０％以上ＣＯＰＤになる確率があるって事になりますね。(^_^;)
ＣＯＰＤの治療法は？
人の肺の機能は年とともに落ちてくるようですがこのＣＯＰＤになると肺機能は急激に落ちるようで、あまり知られていませんが肝疾患に続き日本人男性の死亡原因の第８位です。
このＣＯＰＤで傷付いた肺を元に戻す方法は無く、ＣＯＰＤと診断されたら、その時点で残っている肺の働きをそれ以上低下させないようにすることしかないようです。
つまり、できるだけ早くタバコと縁を切ることが、このＣＯＰＤの最良の予防法でもあり治療法でもあるということですね。
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