禁煙前の不安
禁煙前の不安
禁煙の決意を鈍らせる一つに私の頭の中にこういう考えがありました。「一日50本もタバコを吸っていて、これをやめると間がもつのだろうか?」
私の場合それほど口数の多い人間でもありませんし、人との会話の間を持たせる手段としてタバコを吸っていたようなところもあります。
人との会話が途切れたとき、それを埋めるようにポケットからタバコを取り出し、口にくわえ、次の話題を頭の中で探しながらライターでタバコに火をつける。煙を吸い込み灰を落とすそんなタバコを吸うという一連の行為で会話の間を持たせていたように思います。
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タバコをやめようと決意しかかったとき、私の頭の中で禁煙を否定しようとしたのがこの考えです。「タバコやめて人との会話の間を持たせることができるの?」「一日50本ってことは一本3分で吸うとすれば2時間半だよ。その時間何するの?」なんて考えが頭をよぎり、正直言って不安でした。
でも、タバコをやめて思うことですが、こんな心配は不要でした。タバコをやめたらやめたで、人はその環境に順応するものですし、なんとか間は持つもので、何であんなに不安を感じたんだろうって今は不思議に思っています。
おそらく頭や身体、生活習慣までニコチンにどっぷりつかった生活を送っていたニコチン依存症の人間に発現する一つの症状なんでしょうね。
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